この問題、選択肢を見ないで解けるかどうかがTOEIC(R)スコア600超えの分かれ道！？
TOEIC(R)テストの本来の目的であるところの、
「自分が英語でどれだけコミュニケーションできるか、それを知るためにTOEICを受けます！」
という方に私は今まで一度も会ったことがありません。
（中にはいらっしゃると思いますが。。。）
たしかに、それだけのために受験するには
TOEICは時間も費用もかかり過ぎ？笑
そんなわけで、現在TOEIC(R)テストを受験される目的は
以下がほとんどのようです。
・自己啓発や英語研修の効果測定
・新入社員の英語能力測定
・海外出張や駐在の基準
・昇進・昇格の要件
（企業の場合）
[データ元：IiBC TOEIC公式サイト]
そのためなのかどうか、
巷は「スコアさえ取れたらOK」的な
学習方法であふれています。
人それぞれに合ったやり方はあると思いますが、
試験のためだけの勉強は「もったいないな」と
私は思います。
どうせ勉強するのなら、
“使える英語力”を身につけたいものです。
『試験勉強』から一歩進んで、
『英語のコミュニケーション能力アップ』を目標にがんばる方が
“身につく”うえに“楽しい”からです。
そのちょっとした「心構えの差」で 勉強の広がり方も
まったく変わってきます。
TOEIC(R)テストを試験と構えず、
一緒に楽しみながら使える英語力をアップしていきましょう＾＾
と、前置きが長くなったところで
今日の練習問題に挑戦！！
・It doesn't ( ) if you call late in the evening.
A provoked
B matter
C unite
D overcome
正解は！
B matterです。
簡単でした？
[和訳]： 「夜遅く電話をくださっても問題ありません。」
[選択肢訳]：
A provoked - provoke「～を引き起こす、誘発する」の過去形
B matter「重要である」
C unite「結合する」
D overcome「克服する」
[解説]：
この問題を目にしたとき、他の選択肢にわき目も触れず
Bを選んだアナタ！TOEIC(R)スコア600～700レベルの実力保持者です！！
すばらしいっ！！
というのも、この問題は“単語の知識”を問うものではなく、
“構文の知識”を問うものだからです。
It doesn't ( ) if ときたら、 It doesn't matter if と瞬時にわかる、
これが理想♪
この構文は、TOEIC(R)の攻略本などで学習をしていなくても
映画やポッドキャストで英語に触れていれば
必ず見聞きする表現なのです。
ためしにネットで
【検索語】"it doesn't matter if you *" と
検索してみると、
トップに出てきたのはこちらの文章。
It doesn't matter if you're black or white.
有名なマイケル・ジャクソンの歌の歌詞の一部ですね＾＾
「キミが黒人でも白人でもそんなのどうでもいいことさ」
さらに検索を続けると、
It doesn't matter if you win or lose.
「キミが勝っても負けても、それは問題じゃない」
使えそうな表現ですね。
今日の問題は、実は我が社のTOEIC(R)対策サイト「えいご上手Web」の
単語・熟語の学習コンテンツStep13 Day7から出題しました。
TOEIC(R)テストには、
日常からビジネスまで、 日々の生活の中で
実際によく使われる単語や表現が出題されます。
英語の試験問題等を解く場合も
今回のように、ネットで実際にどのように使われているかを調べたり、
辞書を引いてみたりと、
「問題を解いておしまい」という試験勉強から
少し広げてみると定着度がぐっと深まります。
是非ためしてみてくださいネ♪
それではまた～＾＾
[画像]「えいご上手Web」の学習画面。
個人的にも会員になってがんばってます♪
