「ダメよ~ダメダメ」を英語で言うと!?【2014年のニュースになったあのセリフ-下半期編-】
子供の写真だけを使った年賀状について議論するテレビ番組を
たまたま見かけて思いました。
「う~ん、日本って平和!」
こんにちは。M田です。
前回の『2014年のニュースになったあのセリフ【上半期編】』に引き続き、
今回は【下半期編】をお送りして、今年を締めくくりたいと思います!!
(あ、ブログは年内まだまだアップ予定です♪)
≪7月≫
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『政務費不正疑惑で県議が号泣釈明会見』
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YouTubeで再生回数200万回を突破したと報道された
野々村元県議のあの会見動画ですが、
「日本の政治家」の記者会見として世界中に発信されたと思うと
なんだか複雑です。
「世の中を変えたい…その一心で、やっと議員になったんですうぅ!」
“I ran for office for the world … the world … to change the world ….”
【解説】"change the world"を目指す前に、"change yourself"すべき!
とのまったくもってごもっともな意見がネット中にあがっていましたね。
例文:Change yourself before changing the world.「世の中を変える前に、まず自分を変えよう」
≪9月≫
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『錦織圭、全米オープン準優勝!』
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惜しくも決勝で敗れてしまったものの、錦織選手のこの快挙は、
なんと株式市場にまで大きな影響を与えたようで
「錦織効果」と呼ばれていましたよね。
日本に帰ったら食べたいとポロっと言った“ノドグロ”が、
日本国中から姿を消したとか。。。
「勝てない相手はもういない」
"There's nobody I can't beat."
【解説】実はこのセリフ、実際のインタビューでは
「勝てない相手ももういないと思うので、」という
コメントの一部を切り取って、メディアが作り上げたもの。
ただ今年の“流行語大賞候補”にも挙がっていたので、
今回はそのまま取り上げました。
例文:There's no one else I would spend my life with other than you.
「私が一生を共に過ごしたいと思う相手は、アナタの他には誰もいません」
≪10月≫
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『青色LED発明で 3氏がノーベル物理学賞を受賞!』
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「記念講演」「共同会見」そして「お食事会」等々、
公式行事が連日のように報道されていました。
我が家でもLEDランプ、多用しています!
「若い人たちには、より難しい問題に挑戦して、人類全体に貢献してほしい」
"I want young people to take on challenges and contribute to humankind."
【解説】天野さんの「ノーベルレクチャー」からのひと言。
(ノーベルレクチャー・・・その年の受賞者が、研究の意義や思いなどを
一般の人に向けて話す恒例の催し)
want A to B「AがBすることを望む」、take on a challenge「挑戦する」、contribute to 「~に貢献する」
例文:I want the world to be a better place.「この世界がよりよき場所になることを望みます」
≪11月≫
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『2014年 新語・流行語大賞の候補50語が発表!』
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毎年どの言葉が大賞を取るのか、とても気になりますよね。
ちなみに私の今年の予想は、まるっきり外れてしまいました・・・。
「ダメよ~ダメダメ」
(A) "No, no, no, you can't!"
(B) "No, no, no, I can't!"
(C) "No, no, no, we shouldn't!"
【解説】これは使われる状況によって英語訳も変わると思うのですが、
上記3パターンが「日本エレキテル連合」のコント内での
代表的な使われ方ではないかなと思います。
(A)相手がこちらになにかしてこようとした場合、あるいは、相手がなにかしようとした場合「そんなことしてはダメよ」
(B)相手がこちらになにかすることを求めてきた場合「私にはそんなことはできないわ」
(C)両者がなにかすることを相手が求めてきた場合「私たちはそんなことすべきじゃないわ」
can'tの部分は shouldn'tやmustn'tに置き換えても「可」だと思います(その逆もOK)。
ちなみにもうひとつの年間大賞語「集団的自衛権」は、"collective self-defense"です。
≪12月≫
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『G大阪の遠藤保仁、34歳で初のMVP受賞!』
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リーグ優勝を果たしたガンバ大阪の遠藤選手、初のMVP受賞おめでとうございます!
と言っても私、サッカーファンではないんですが、
授賞式で遠藤選手がとても印象的なコメントを残されていたので^^
「サッカーは年齢じゃないことを、これからも証明していきたい。」
"I want to keep proving that age has nothing to do with football."
【解説】keep ~ing「~し続ける」、have nothing to do with「~とは関係ない」
例文:Being happy has nothing to do with what you have.「幸福であることは、あなたがなにを所有しているかとはなんら関係ない」
こうしてみると、「コメント力」って大事ですよね。
コメント次第で後々まで人々の記憶に残るかどうかが
良くも悪くも決まってしまう気がします。
それでは最後に、今日発表される『今年の漢字』を予想して
今回の記事を終えたいと思います。
私の予想は「研」。
あなたの予想は?
それではまた~
今年の十二支『酉』にちなんだ英語表現
鳥(bird)bird-brain「あほ、能なし」
If you believe everything on social media, you have a bird brain.
「ソーシャルメディアで見たことのすべてを信じているのなら、キミはおつむが足りないね」
birdcage「鳥かご、留置所、鳥かごのような小さい場所」
I live in a birdcage.「私は鳥かごのような小さい家に住んでいるの」
free as a bird「鳥のように自由で」
I work 9:00-17:00 tomorrow but after that I'm free as a bird!
「明日は9時5時仕事が入っているけど、そのあとはなにも入っていないよ」
A little bird told me.「風のたよりに聞いた」
ニワトリ(chicken)
count your chicken before they hatch「捕らぬ狸の皮算用をする」
フクロウ(owl)
night owl「夜更かしする人」
ガン、ガチョウ(goose)
goose bumps「鳥肌」
This song always gives me goosebumps!
「この歌は聞くたび鳥肌が立ちます」
子ガモ、アヒルの子(duckling)
ugly ducklings「成長して美しくなる人」
She used to be an ugly duckling as a teenager but then she became prettier and turned into a model.
「彼女は10代の頃、あまりかわいくありませんでしたが、成長につれかわいくなり、ついにはモデルになりました。」
カモ、アヒル(duck)
lame duck「役に立たなくなった人」
I am NOT a lame-duck president.
「私はまだお役御免になった大統領ではない」