南の島での卒業式 1
あけましておめでとうございます。カヤです。
日本列島が極寒になる直前、南国ペナン島での卒業式に出席してきました。一昨年までマレーシアで暮らしていたのですが、社会人向けの大学院に通い、無事卒業できたのです。
マレーシアの大学進学率は40%と日本(51%)よりは低いものの、ルックイースト政策で日本を見習ってきた教育熱心な国であります。
イスラム教の国でありながら、マレー系・中華系・インド系といった多民族国家でもあり、非常に親日で、ロングステイ財団の「住みたい国ランキング」でも8年連続でNo.1に選ばれています。
ただ多民族ゆえの問題もあります。移民としてやってきた中華系・インド系のほうが勤勉で裕福になってしまい、50年くらい前に暴動が起きてしまったのです。
その後、マレー系を厚遇するブミプトラ政策というものが実施され、大学の進学など、常にマレー系が優遇。中華系などのマイノリティ(というほど少なくもないのですが)は、相当に成績が優れていないと大学に入学しにくいという不平等な状態に。(ただ中華系は商才に長け裕福なので、実際は豪州や英国といった海外の大学に進学するケースが多いのですが。)
私が通ったOpen Universityは、大学に行きそびれた中華系やインド系、大卒だけど2つめの学士の取得を目指す人や、大学院でさらに学びたいという人たちが勉強していました。
次回は、大学の様子などお伝えしたいと思います。
今年の十二支『酉』にちなんだ英語表現
鳥(bird)bird-brain「あほ、能なし」
If you believe everything on social media, you have a bird brain.
「ソーシャルメディアで見たことのすべてを信じているのなら、キミはおつむが足りないね」
birdcage「鳥かご、留置所、鳥かごのような小さい場所」
I live in a birdcage.「私は鳥かごのような小さい家に住んでいるの」
free as a bird「鳥のように自由で」
I work 9:00-17:00 tomorrow but after that I'm free as a bird!
「明日は9時5時仕事が入っているけど、そのあとはなにも入っていないよ」
A little bird told me.「風のたよりに聞いた」
ニワトリ(chicken)
count your chicken before they hatch「捕らぬ狸の皮算用をする」
フクロウ(owl)
night owl「夜更かしする人」
ガン、ガチョウ(goose)
goose bumps「鳥肌」
This song always gives me goosebumps!
「この歌は聞くたび鳥肌が立ちます」
子ガモ、アヒルの子(duckling)
ugly ducklings「成長して美しくなる人」
She used to be an ugly duckling as a teenager but then she became prettier and turned into a model.
「彼女は10代の頃、あまりかわいくありませんでしたが、成長につれかわいくなり、ついにはモデルになりました。」
カモ、アヒル(duck)
lame duck「役に立たなくなった人」
I am NOT a lame-duck president.
「私はまだお役御免になった大統領ではない」