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「英検1級って勉強する価値がありますか?」

M田さんからバトンを渡されてしまい、久しぶりに筆を執ったカヤです。

私が英検1級を目指したきっかけは、極々平凡。中学2年の英検4級取得に始まり、2級までは流れで受験し合格。当時は準1級がなく、1級のレベルにはかなり開きがあるようで、まずは大学のネイティブの先生に訊ねてみたのです。

「英検1級って勉強する価値がありますか?」

 当時、英検の語彙問題は妙にマイナーな単語が出ていて、ネイティブが知らないものもあるという噂で、無駄な勉強をしたくなかったのです。
ボストン出身の先生は、私の質問に首を横に振りました。



そして月日は流れ、TOEIC全盛時代がやってきました。TOEICといえば、通産省経団連が、TOEFL(米国の大学に入学する際に必要となる、ノンネイティブが受ける英語のテスト)を作成している米国のETSに依頼して作ってもらった、本場の英語が使われている試験。

このTOEICの繁栄ぶりに、ドメスティックな英検の問題もかなり本物志向になっていきます。マイナーな単語は影を潜め、大学入試問題のようだった長文問題も短めに軽めになりました。

これなら挑戦する意味があるかもと、勉強を開始。1次の筆記試験であれば、てっとり早く語彙だけ詰め込んでパスすることもできそうでしたが、実力自体をつけないと2次の面接試験が厳しそうです。

そこで、大人レベルの表現力を自然な形で養おうと、TIME誌の興味ある記事を精読しました。(TIMEは英文科時代の先生に、世界の常識だから卒業しても読み続けるようにと言われた雑誌です。難しすぎてなかなか読みこなせませんでしたが・・。)また、大学教授がやっている時事英語のサロンにもしばらく参加しました。

力がついて点数も少しずつ上昇していき、引っ越しを挟みながら3つめの会場で受験したとき、ようやく1次合格。期間にして2年くらい、通算で700pは読み込んだかと思います。

試し受験のつもりで気軽に受けた2次試験も、幸い得意の経済ネタだったこともあり、難なく一発合格。急がば周れ戦略が功を奏しました。


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チャーピー「よしっ!ボクもガンバルぞっ♪」

 

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「英検1級って勉強する価値があるのでしょうか?」

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答えは「Yes」。1次試験の問題には、当時はやっていたubiquitous [至るところに存在する] なんていう単語が散見されていましたし、かなり「今の英語」が反映されていました。ネイティブの大人向けの英語に多く触れることで合格することができる、良質の問題だと思います。

また資格という面からも有効で、何度か引っ越しに伴う転職をしているのですが、毎回スムーズに希望する職に就けています。(1級を取得したころに、自然とTOEICも900点を超えました。)

勉強することで英語の実力がつき、自らの可能性も広げてくれる英検1級取得。みなさんもぜひチャレンジしてみてください☆



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チャーピー「英検1級受験ではないかもしれないけど。。。」




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