海外からの電話を受けるのは、
英語ができる社員にとってもイヤなものです。
というのも、よく知っている相手でないかぎり、
顔が見えない会話というのは
自分の英語レベルがどうであれ緊張するもの。
避けられるものなら避けたい、
でも海外からの電話を受けてしまったら!?
とりあえず相手の名前だけでも
聞き取らないといけない状況、
私も製造業の会社に勤めていた頃、
本当によくありました。
(総務の同僚が、青い顔をして受話器をそのまま渡してきたり。。。笑)
そんなときに意外と役に立つのが
スペルをチェックするための英語表現なんです。
たとえば、電話の相手がJaklitschなんていう難し~いラストネームだった場合。
名前を聞いても「へ?」って感じで、
聞き返すこともできません。
そんなときはあせらず、
Could you spell your last name for me?
とスペルを聞いてください。
相手が
"j-a-"と最後までスペルアウトしたら、
ここで必ずスペルの確認を!
Let me check if I got it right.
「正しく聞き取れたか確認させてください」
などと言った後、
J for Japan?
(あるいはJ as in Japan)
「ジャパンのジェイですよね?」
のようにチェックします。
ただし、この"Japan"の部分には決まった表現が使われます。
オリジナルな単語を使ってもいいかもしれませんが、
B for Bearでは、ビジネスの会話らしくないですし、
その都度自分で考えるのも大変ですから
このリストをそっと引き出しの中にでも忍ばせて、
海外からの電話を受けてしまったら、さっと取り出して
リストを見ながらスペルチェックしてみてはどうでしょうか。
同僚に一目置かれること間違いなしです(?)
このスペルチェックのための単語リストは、
"English Phonetic Spelling"と呼ばれています。
いくつか種類があるようなので、
ここでは
- トラディショナル版(いくつかのバリエーションも)
- 軍隊版
の2種類をご紹介しておきます。
"English Phonetic Spelling"
スペルチェックの英会話表現
Let me check if I got it right.
(A) for (Alice)? / (A) as in (Alice)?
「正しく聞き取れたか確認させてくださいアリスのAですよね?」
数年前、私が製造業の秘書室で電話を取っていた頃は、
毎朝このリストをひと通り声に出して練習したものでした。
皆さんも、是非声に出して練習してみてくださいね♪
それでは、次回の【電話でも★えいご上手】コーナーも
お楽しみに~!
電話のこんな英語表現が知りたい!というコメントも
お待ちしております♪
ではまた~^^
1歳の娘の最近のハヤリは
電話応対のようです。笑