南の島での卒業式 5
会場のシアターは厳かな雰囲気
「南の島での卒業式 4」
その後、会場のシアターに移動してリハーサル。インド系のスタッフが、皆に手順を説明。登壇して証書を受け取る際には、慌てず急がず優雅に振舞うようにとの指示。
壇上には学長らが座るゴージャスでクラシックな椅子。シアターは数百人程度でこじんまりしていますが、照明完備で、真っ赤なふかふかのシート。ウェブでの中継もしていますし、モニターで流れる大学のビデオもなかなかかっこいいしあがりです。
私の席の左隣はマレー系の年配男性。スタッフに「宣伝用の写真を撮らせてください。」と声をかけられていました。右隣はクアラ・ルンプールから来た華人女子。帽子を留める黒いパッチン止め(笑)を貸してくれたりして親切。家族は一学生あたり二名しか会場に入れないのですが、日本からひとりで来たと言ったら「招待状を譲ってくれない?」というので2枚あげることに。
開始時間になり、グリーンのローブを着た学長や来賓の方々が入場し、厳かなムードでセレモニーがスタート。まずは国家斉唱。(歌えない・・というか初めて聞きました。笑)
来賓のうちのお一方は元首相・ドクター・マハティールの長女のダティン・マリナ。にこやかでステキな方で、英国の大学出身だけあって、スピーチの英語も美しい!
ただ、来賓のお話が長くなると、学生たちは退屈して一部スマホをいじっている光景が見られるのは世界共通!?
スピーチの後は、学部ごとに呼ばれて、順番に証書の受け取り。私は外国人の名前なのできちんと読んでもらえるか心配でしたが(というのは以前、ウェブの中継でローカルの友人の卒業式を見ていて、華人なのに名前を間違って読み上げられていたからです。)割と簡単だったようで、完璧に読んでもらえました。ほっ。
今年の十二支『酉』にちなんだ英語表現
鳥(bird)bird-brain「あほ、能なし」
If you believe everything on social media, you have a bird brain.
「ソーシャルメディアで見たことのすべてを信じているのなら、キミはおつむが足りないね」
birdcage「鳥かご、留置所、鳥かごのような小さい場所」
I live in a birdcage.「私は鳥かごのような小さい家に住んでいるの」
free as a bird「鳥のように自由で」
I work 9:00-17:00 tomorrow but after that I'm free as a bird!
「明日は9時5時仕事が入っているけど、そのあとはなにも入っていないよ」
A little bird told me.「風のたよりに聞いた」
ニワトリ(chicken)
count your chicken before they hatch「捕らぬ狸の皮算用をする」
フクロウ(owl)
night owl「夜更かしする人」
ガン、ガチョウ(goose)
goose bumps「鳥肌」
This song always gives me goosebumps!
「この歌は聞くたび鳥肌が立ちます」
子ガモ、アヒルの子(duckling)
ugly ducklings「成長して美しくなる人」
She used to be an ugly duckling as a teenager but then she became prettier and turned into a model.
「彼女は10代の頃、あまりかわいくありませんでしたが、成長につれかわいくなり、ついにはモデルになりました。」
カモ、アヒル(duck)
lame duck「役に立たなくなった人」
I am NOT a lame-duck president.
「私はまだお役御免になった大統領ではない」