毎年11月に入ると、
Oxford Dictionaries(英オックスフォード大学出版局の辞典部門)が選ぶ
『今年の言葉 -Word of the Year-』がニュース記事に取り上げられます。
昨年は、facebookなどで頻出した単語、selfie「自分撮りした写真」が
“2013年の言葉”に選ばれました。
日本でも“セルフィー”は耳にしたことがある方も多いのでは?
そして11月17日、今年も“2014年の言葉”が発表されたのですが、
それがこちら。
"vape"
うーん、日本ではなじみのない言葉ですね。
これはvapourやvaporizeを省略してできた単語で、
意味は「電子たばこなどから出た蒸気を吸ったりはいたりすること」。
「動詞」としても「名詞」としても使われるそうです。
【英語の意味】:the process of inhaling and exhaling the vapour produced by an electronic cigarette or similar device
【例文】
•Lately many young people have started vaping.
「最近 多くの若者が電子たばこを吸うようになりました」
•Have you ever used a vape?
「電子たばこを使ったことがありますか?」
•Many women have taken up vaping thinking it is less harmful than smoking.
「普通のたばこを吸うよりも害が少ないという考えから、
多くの女性が電子たばこを吸ううようになりました」
【その他候補に挙がっていた単語】
・bae・・・[名詞] 恋人などに対して呼びかける言葉(愛称)
(※babeから変化してできたそう。発音はbayと同じ)
・normcore・・・[名詞] 流行やブランドを気にせず、シンプルで質のよい、
自分に合った服を選んだスタイルのこと。ノームコア
・budtender・・・[名詞] (医療用)マリファナ調剤師
2014年の今年の言葉"vape"よりも、
候補に挙がっていたnormcoreの方が日本ではなじみがあるかも?
でも言ってみたいですよね、
「イギリスの今年の言葉、なにか知ってる?」って。w
電子たばこ自体のブームは、アメリカ人セレブリティ
“リンジー・ローハン [Lindsay Lohan]”や
“バリー・マニロウ [Barry Manilow]”が火付け役だったようですね。
ただし、Oxford Dictionariesが毎年選出するこれらの言葉について、
アメリカ人からは「なんでそんな単語が選ばれるのかさっぱりわからん」
という意見もチラホラ。
同じ英語でも、国が変われば『外国人の考えることは意味不明』
ということのようです。
そうそう、日本でも毎年話題の「ユーキャン新語・流行語大賞」。
大賞が発表されるのって、今日でしょ!
(去年大賞になったフレーズにかけてみました。え?そういうのいらない?)
私が一番注目するのは・・・
「タモロス」です。
「STAP細胞はあります」も捨てがたいですが。
さてさてどれに決まりますことやら。
「お・も・て・な・し」って去年の話なんですね。
1年本当にあっという間。
本日はM田がお送りしました。
それではまた~!
画力なさすぎ!でも誰だかわかります?
【追記】
その後、ためになるコメントをいただきました!
日本の企業の製品名がイギリスの流行語の先を行っているなんて
なんかちょっと鼻が高いです^^